この
巨峰が栽培されているのは、峡東地域にある「古屋農園」。
峡東地域は2017年 「 日本農業遺産 」・2022年 「 世界農業遺産 」に登録されました。
その地で40年以上 葡萄 と向き合い 作り続けています。
そこで「甲州式葡萄棚」という伝統的な栽培方法で育てられています。
この方式は、ブドウの実が十分な日光を浴びることができ、美しい色合いや甘みが引き出される特徴があります。
疎植・大木仕立てで育てているので、風通しがよく、房同士の間隔を広くとることができ、粒の成長が促され、より甘くジューシーな
巨峰が実ります。
さらに、「草生栽培」を取り入れています。
草生栽培は、葡萄園に下草を生やす園地管理法です。
刈り取った下草を敷き草にし、それが土壌生物によって分解され、科学的なものではなく天然の肥料となって葡萄を育てます。
整枝 剪定 摘房 房づくり 摘粒 袋かけ 傘かけ などの手間暇を惜しまず、1畑 1木 1枝 1房 1粒 丁寧に育てています。